2015年12月17日木曜日

新ノストラダムスが予言 ― 来年はひどい年になる


スーパーや商店街でクリスマス・ソングのメロディを耳にするようになってきました。毎年この時期になると、来年はどんな年になるかという予想を風水師や占星術師、サイキック、予言者などに取材した記事を目にすることが増えてきます。

以下は日本在住の自称「新ノストラダムス」、Ricardo Salazar牧師の予言を扱ったイギリスの記事です。同氏はペルーで教育を受けた弁護士で、YouTubeに多数の予言動画を投稿しています。夢やビジョン、声によって未来の出来事が同氏に伝わってくるのだそうです:

Salazar牧師の予言は ――
  • 2015年末~2016年初期: ヨーロッパは難民に対して国境を閉ざす。アメリカを含む他の国々も追随し、戒厳令が布告される。
  • 2016年2月: 中国が日本を攻撃する。
  • 2016年4月: 1つの星が見えるようになり、夜ごとに大きくなる。ロシアが小惑星の接近を確認する。
  • 2016年5月15日~17日: 現地時間午前2時20分、プエルトリコ沖に直径5.6マイル(約9km)の小惑星が衝突する。世界中が地震と津波に襲われ12億人が死亡。死者の数は時間の経過とともにどんどん増える。
  • 小惑星衝突からすぐに、イエローストーンを含む世界中の火山が噴火する。噴き上げられた噴煙によって太陽光が遮られ、1年間にわたって氷河期となる。カリフォルニアの大部分が消滅する。
  • 2016年6月16日: ロシアと中国が弱体化したアメリカに攻撃をしかけ、第3次世界大戦が勃発する。
  • 2016年10月25日: ロシア‐中国同盟が第3次世界大戦に勝利する。
  • 2017年3月: 中国の人民元が新しい世界通貨となる。
  • 2018年末~2019年初期: ロシアがイスラエルを攻撃する。
  • 2020年: 反キリスト(Antichrist)が地球に到来し、われわれすべてを支配する。
  • 2023年: キリストが再臨し、救済がおこなわれる。

キリスト教的な終末観です。

Salazar牧師は「これまでの偽りの予言者たちはこれらの災いによって死に、神を恐れ神の意思をおこなう他の者たちに置き換えられる」と語っています。しかし彼自身について記事の後半には次のように書かれています:
今年の初めには、Salazar牧師は「7月22日にマグニチュード10.2の地震がアメリカと日本を襲い、8月22日には隕石の雨が降り注いで世界の森林の3分の1を焼き尽くす」と予言していた。続いて「10月8日か9日に小惑星が地球の上空で爆発し、世界中にパニックがおこる」と予言した。しかし、それらの予言はすべて実現しなかった。

小惑星や彗星の衝突はこの種の予言によく登場しますが、衝突地点としてプエルトリコ(地図)がしばしば選ばれるのはなぜなのでしょうか。今年9月にも小惑星が地球に衝突するという予言がありましたが、その時にも衝突地点は「プエルトリコ近く」とされていました:

参考までに、以下のような記事もあります: