ブルガリアに生まれ1996年に85歳で亡くなった盲目の女性予言者、バーバ・バンガ(Baba Vanga)。彼女は「バルカン半島のノストラダムス」とも呼ばれています。9・11の同時多発テロ、インド洋大津波、福島の原発事故、イスラム国(ISIS)の誕生なども予言していたと言われています:
- Here’s what blind prophet Baba Vanga predicted for 2016 and beyond: It’s not good (動画、写真多数あり)
- Blind Bulgarian prophet Baba Vanga predicted Muslim invasion in Europe (写真あり)
以下はバーバ・バンガの予言の中でも現実になったとして有名なものです:
▼ 1950年代の予言 ― 地球温暖化と2004年のインド洋大津波を示唆:
「寒冷地が暖かくなる … そして火山(複数)が目を覚ます。巨大な波が人々や街で覆われた大きな海岸に襲いかかり、あらゆるものが水の下に消えてしまう。」
「あらゆるものがまるで氷のように溶けてしまう。」
▼ 1980年の予言 ― 2000年におきたロシアの原子力潜水艦クルスクの沈没事故(2000年8月12日)を示唆。実際に悲劇が起こるまで、バンガが言っているのは、潜水艦の名前のもととなった都市クルスク(地図)のことだと考えられていた:
「世紀の変わり目、1999年か2000年の8月、クルスクが水に覆われ、全世界がそれを悲しむ。」
▼ 1989年の予言 ― 2001年9月11日におきたニューヨークのツイン・タワーに対するテロ攻撃を示唆
「恐ろしい、恐ろしい! アメリカの brethren が steel birds(鋼鉄の鳥たち)に攻撃されて倒れる。オオカミたちが bush(茂み)の中で怒りのうなり声を上げ、無実の者たちの血が流れる。」
brethren: brotherの複数形、ニューヨークの世界貿易センター・ビル(ツイン・タワー)を意味すると考えられている。ツインは双子の意。
steel birds: ハイジャックされた2機の旅客機と考えられている。
bush 当時のアメリカ大統領を示唆。
▼ バンガの予言は、2013年にシリアにイスラム教徒のグループが出現し、ヨーロッパに対して化学兵器を使った戦いを仕掛けるだろう、と述べている。これは2013年に登場したイスラム国(ISIS)のことを示唆していると考えられている。
▼ バンガは第44代アメリカ大統領はアフリカ系だと正確に予言したと言われている。しかし、彼女はそのアフリカ系の大統領が「アメリカ合衆国最後の大統領になるだろう」とも述べている。(オバマ氏とは別の黒人大統領の時にアメリカ合衆国が亡びるということか。)
(続く)