2016年9月8日木曜日

適中率93% ― 音と痛みで自然災害を予知する女性 (その1)


オーストラリアのニュースサイトに掲載されている記事です:

以下は記事からの抜粋です:
  • 米国オレゴン州に住む70歳の女性シャーロット・キング氏は、過去40年間にわたって大きな地震や火山噴火の前に非常に強い身体症状を経験してきた。左肋骨下の鋭い痛み、背中上部が押しつぶされるような感覚、耳が突き刺されるような痛みなど。

  • 世界には「地震に対する感受性がある(earthquake sensitive)」と主張する人が数千人はいるとされている。

  • キング氏は自分のウェブサイトに登録した多くの人に毎週、予知情報のニュースレターを送っている。また、世界中のジャーナリスト、科学者、地質学者、火山学者とも定期的に連絡を取っている。

  • 最新の予知情報は、世界のどこかで7日以内にマグニチュード7の地震が起きるとしている(記事は9月7日付)。もう少し時期が迫らないと発生場所を特定することはできないと彼女は言っている。

  • 3種類の事象――地震、火山噴火、太陽フレア――を、音と身体症状にもとづいて予測できる。

  • 音は事象の種類を問わない前触れ。長い音、2重の音、短い音、波打つ音。時には警笛の鳴るような、しかし深い音色の音。一方、身体症状は災害が発生する地域と密接に結びついている。

  • キング氏は数々の大災害を発生の数分前に予知してきた。その中には、1980年5月18日に発生した米国ワシントン州のセント・ヘレンズ山の大噴火も入っている。「フィリピンのピナツボ火山の大噴火も7分前に予測していました。」

  • 「2004年12月24日のインドネシアの大地震(M9.1、正しくは米国時間12月25日)や2010年2月27日のチリのビオ・ビオ沖大地震(M8.8)、2011年3月11日の日本の大地震も予知していました。」

  • 「私は、カリフォルニア州で発生したランダーズ地震(1992年、M7.3)やノースリッジ地震(1994年、M6.7)、1989年のロマプリータ地震も予知していたことが記録に残されています。」「2015年4月のネパールの地震、最近発生したフッド山(オレゴン州)やマンモス・レーク(カリフォルニア州)の群発地震も予知していました。」(キング氏をインタビューした)News.com.au は、キング氏のこれらの主張を検証・確認できなかった。

(続く)


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