先ほど(現地時間8日午後7時5分)、NASAの小惑星探査機 OSIRIS-REx( Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security - Regolith Explorer)が打ち上げられました。日本の小惑星探査機「はやぶさ2」と同様に小惑星で採集したサンプルを地球に持ち帰ることを目指しています。
以下は OSIRIS-REx と「はやぶさ2」の比較です:
OSIRIS-REx | はやぶさ2 | |
---|---|---|
目的小惑星 | 101955 Bennu | 162173 Ryugu |
打ち上げ | 16年9月8日 | 14年12月3日 |
地球スイングバイ | 17年9月17日 | 15年12月3日 |
小惑星到着 | 19年10月19日 | 2018年夏 |
地球帰還 | 2023年9月24日 | 2020年末 |
本体大きさ(m) | 2.43×2.43×3.15 | 1.0×1.25×1.6 |
燃料込み重さ(kg) | 2110 | 609 |
主な推進器の推力 | 200N×4 | 10mN×4 |
参照資料: NASA’s OSIRIS-REx Asteroid Sample Return Mission(NASA)、探査機を知る(JAXA)、オシリス・レックス(Wikipedia)、はやぶさ2(Wikipedia)、μ10 (イオンエンジン)(Wikipedia)
以下は小惑星 Bennu と Ryugu の比較です。「はやぶさ2」の目指す Ryugu の方が少し外側の軌道を公転しています:
101955 Bennu | 162173 Ryugu | |
---|---|---|
離心率 | 0.2037451112033579 | 0.1902118948097579 |
軌道傾斜角 (deg) | 6.034939195483961 | 5.883591780637578 |
近日点距離 (au) | 0.8968943611551285 | 0.9632388690731237 |
遠日点距離 (au) | 1.355887690859849 | 1.415751049152044 |
au: 天文単位(太陽と地球との平均距離で、約1億5000万km)
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