富山地方気象台が9月16日付で以下の解説資料を出しています。「平成28年8月終わり頃から、富山県東部(黒部湖(地図)の北側付近)でまとまった地震活動が発生」、「9月12日頃から更に活発となり、地震の規模もマグニチュード2程度で、震源近くでは人が感じる程度の揺れとなっている可能性」、「南西約10kmに弥陀ヶ原(地図)がありますが、現在、弥陀ケ原の火山活動には特段の変化は見られず」:
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が推測している「近畿圏中心領域大型地震」の推定領域(石川県、福井県、岐阜県など)からは外れています。串田氏は最近の更新情報で、「火山帯近傍」や「群発的地震活動」の可能性に言及しています。
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