八ヶ岳南麓天文台の串田氏が1月9日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.122 (PDF形式)
【以下、追記です】
今回の更新情報のまとめです:
- 7年半継続したNo.1778前兆は、現在、第12ステージ。1月6日00時ごろに静穏期に入ったとの認識が正しい場合は、1月11日前後の地震発生の可能性。
- 最後まで前兆が残っていた観測装置(CH17とCH21)のうち ――
- CH17については別前兆群(No.2710前兆)の前兆が混在していた。CH17の糸状特異が長時間継続出現し始めた時期とNo.2710前兆の先行特異初現がほぼ合致。CH17の糸状特異はNo.1778前兆だけではないことが明らか。
- CH21はNo.2710前兆に影響される可能性がない(前兆に影響するFM放送局の位置関係から)。
- CH21は1月6日00時ごろから静穏化。その後、3回大きく電圧値が低下。9日夕刻現在、正常に復帰中。電圧低下を直前特異と見なすと1月11日または12日の地震発生の可能性は否定できない。
- CH21の特異変化と同期してCH32に振動型BF(Baseline Fluctuation、基線のうねり)が出現。CH32もCH21同様にNo.2710前兆の影響を受けない観測装置。
- 1月11日夕刻時点でCH21が静穏化していない場合は、11日または12日に極大が出現し、地震発生はまだ先になる可能性。
- 「現在迄の変化を都合良く解釈しているだけなのか、非常に難しい状況です。」
推定時期 | 2016年1月11日または12日 最大誤差を含めると1月11日~1月13日 (1月11日時点で前兆継続の場合は無効。その後の前兆変化を見て再考する) |
推定発生時刻 | 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、福井県(特に北東部)、滋賀県(特に北東部)、三重県、岐阜県、愛知県、石川県南部、富山県南西部、長野県南西部、静岡県西部 ※影響局誤認の場合は東北地方(可能性は低い) (太字は特に可能性の高い地域、上記PDF資料の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後) |
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