ふだん、耳鳴りが気になったことはほとんどないのですが、きのう(4月8日)は朝起きてから寝るまで耳鳴りが気になりました。ブーンという低周波音で、最初は隣家の古いエアコンの室外機が最大パワーで稼働しているのかなと思いましたが、部屋を移動しても、車に乗ってドアを閉めても音量は変わらず聞こえ続けたため、これは耳鳴りだと観念しました。
そんなわけで、「耳鳴り」についていろいろ調べてみたのですが、Yahoo のリアルタイム検索で表示されたグラフが以下です:
3月31日にピークがあります。翌日の4月1日には三重県南東沖地震(気象庁はM6.1からM6.5に修正)が発生していますが偶然ですよね。
もう一つ、Google Trends で「耳鳴り」の検索ボリュームのグラフを描かせたのが以下です:
こちらは2004年以降、緩やかな減少傾向だったものが、2011年を境に増加に転じています。2011年といえば、あの大災害や過酷事故が起きた年ですが何か関係があるのでしょうか。(上部に「すべての国」と表示されますが、「耳鳴り」という日本語で検索する人は日本人がほとんどと考えられます。)
「頭痛」、「偏頭痛」、「目眩」、「吐き気」、「嘔吐」、「立ち眩み」、「立ちくらみ」、「疲労感」、「肩こり」などでも同じような傾向が見られます。ただし、「鼻血」ではそのような傾向が見られません。また、「目眩」を「目まい」で調べると逆の傾向が見受けられるようです。
【追記】 「Google の地域区分の変更は2011年1月1日に適用されました」とのことなので、2011年を境に傾向が変わるのはその影響を受けているのかも知れません。
自分でもいろいろ試したい方は以下から:
Google Trends はインフルエンザの流行予測にも使われています。検索ボリュームの増減で感染症の流行地や患者数の予測が可能になっています:
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