八ヶ岳南麓天文台の串田氏が4月26日17:00付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.141 (PDF形式)
前回の更新情報の復習です ――
- 4月19~20日にピークが出現することを予想。これを極大とし、4月14.0日を初現とすると4月29~30日±、4月9.5日を初現とすると5月7日±が算出される。
今回の更新情報のまとめです ――
- 各観測装置の現状
CH04(八ヶ岳) 記載なし。 CH17(八ヶ岳) 糸状特異が継続していたが、4月22日11時ごろから正常基線。 CH20(八ヶ岳) 記載なし。 CH21(八ヶ岳) 特異状態が継続中。 CH29(八ヶ岳) 4月22日から基線変動が非常に大きくなっている。毎日午前9時ごろに変化開始。 CH34(八ヶ岳) 4月22日午後から微弱な基線幅増大。通常基線より0.3mV程度。毎日午前9時ごろに基線幅が変化。 A1(秋田) 微弱な基線幅増大が継続中。 A4(秋田) 記載なし。 - 前回の更新情報で予測したとおり、4月19.7日に極大と認識できる変化が現れた。
- 4月19.7日に対して初現を前回指摘した4月14.0日とすると、発震推定日は4月29~30日±となるが、一両日中に前兆が終息する可能性がないため、この選択肢は否定。
- 残る初現の可能性は、同じく前回指摘した4月9.5日か、それ以前。
- 4月9.5日を初現とすると、5月3日±に前兆が終息し、5月7日±に発震(または次の変化)の可能性が示唆される。
- CH34に4月22日午後から微弱なBT(基線幅増大)が出現・継続。毎日午前9時ごろに変動があり、発震推定時刻(午前9時±)と合致。CH29にも4月22日から大きな変動が出現・継続。こちらも毎日午前9時ごろに変化開始が見られる。[注]
[注] 『地震予報』(串田嘉男著、PHP新書833、2012)から引用 ―― 「前兆変動の中で、基線が太くなる基線幅増大変動(BT)が1週間程度以上継続して出現する場合には、日々のBTの出現時刻、または終息時刻を記録していくと、一日の中で、ほぼ一定の時刻に出現、終息変化の時間帯が認められる。一日に二つの時刻帯が求められることになるが、どちらかの時間帯と、実際の地震発生時刻が一致しているのだ。」
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