熊本地震の本震(M7.3)によって阿蘇山周辺の地盤が南西側に引っ張られ、「中岳の西側の深さ6キロほどにあると考えられている『マグマだまり』が、西側に50センチ程度引き伸ばされて変形している可能性がある」、「『マグマだまり』の西側の部分の圧力は、地震の前と比べて3%ほど低くなっているとみられる」とのことです:
- 阿蘇山のマグマだまり 地震で引き伸ばされ変形か (動画あり)
上の記事には「マグマだまりの圧力が下がれば、マグマの中に溶けていた火山ガスが出やすくなることが知られている」と書かれていますが、実際に阿蘇山の火山ガス放出量は増加しています:
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