『読売新聞』の記事です。
「なぜか、10月28日は大地震の特異日のようです」とのことです:
記事中に例として挙げられている 4つの大地震のうち、濃尾地震(1891年)と宝永地震(1707年)はグレゴリオ暦(現在使われている太陽暦)で 10月28日に起きていますが、慶長三陸地震は旧暦(太陰太陽暦)で慶長16年10月28日(1611年12月2日)、相模・武蔵地震はユリウス暦で 10月28日(878年9月29日)の発生ですから、統一されていません。過去の大地震や被害地震のリストを調べても、10月28日が特異日というほど地震が多いという傾向は見られません。
このブログの過去の記事も参照してください:
- 10月28日は巨大地震の特異日? (16年10月28日)
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