現地時間 5月22日21時46分(日本時間 23日16時46分)、ハワイ島西部で M6.0、震源の深さ 22.6km の地震が発生しました(震央地図)。現時点までに M2 から M4 程度の余震が約 30回発生しています。震央は活火山であるマウナ・ロア山の西麓です。現在断続的に噴火を繰り返しているキラウエア山に特段の変化はないとのことです。
強い揺れがあり、マウイ島や州都ホノルルのあるオアフ島などでも揺れを感じました。大きな被害は出ていないもようですが、ハワイ島では病院に軽微な被害があり、一部の地域では電線が切れたために停電が発生しました。家屋が基礎からずれたり、貯水槽にひびが入ったり、大きな岩が私道を塞いだりしたとの報告も上がっています。
この地震は 2018年に発生した M6.9 の地震以来、ハワイで発生した地震としては最大規模とのことです:
- Magnitude 6.0 earthquake shakes Hawaii’s Big Island; no tsunami expected
- WATCH: 6.0 magnitude earthquake impacts residents across the islands (動画3本あり)
- Magnitude 6.0 earthquake on Hawaii island shakes the state; no tsunami generated (動画あり)
以下は米国地質調査所(USGS)のサイトに掲載された "Tectonic Summary" からの抜粋です ——
2026年5月23日に発生したマグニチュード 6.0 の地震は、深さ 22km における斜交逆断層運動によって引き起こされた。ハワイでこの深さで発生する大規模な地震は、通常、ハワイ諸島の重みが下にある海洋プレートに圧力をかけることによって生じるリソスフェアのたわみが原因である。深さ、位置、および観測された主震と余震の典型的な挙動から判断して、5月23日の地震はマグマ活動とは直接的な関連はない。
ハワイ諸島で発生する非火山性あるいは非マグマ性の地震は、噴火前や噴火中のマグマの動きに伴う短期的なプロセスではなく、リソスフェアの応力の長期的な蓄積と解放を反映している。この長期的な応力は、島々を構成する火山岩の自重によって、地殻やマントル内で部分的に生じている。その意味で、噴火と直接的な関連がないハワイ諸島の地震の多くは、それでもなお、広義には火山活動と関連しているといえる。
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