10月6日付「霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル引き上げ」の続報です。
気象庁が新しい解説資料を10月6日付で出しています。7ページの図7に国土地理院による地殻変動観測結果のグラフが掲載されており、「2017年7月頃から霧島山を挟む基線で伸びの傾向がみられており、霧島山の深い場所で膨張している可能性があります」と注記されています。グラフ中に赤い矢印が付けられていますがかなり顕著な膨張傾向です:
なお、噴火警戒レベルの引き上げに当たって出された噴火警報には、「地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線で2017年7月頃から霧島山の深い場所で膨張する傾向が認められています」と記されていました。
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