10月8日、中国の宇宙ステーション「天宮1号」の平均軌道高度が310kmを割り込みました。予想より早いです。8月中旬から軌道の低下率が大きくなり、9月上旬からさらに加速しています:
通常の人工衛星では、高度120kmあたりから空気抵抗の影響が現れ始め、高度80km前後から急速に破壊が始まるといわれていますが、衛星の大きさや形状によっても違いがあると思われます。
落下時期の予想については「続報-4」をご覧ください。
関連記事
- NASAの人工衛星が自動車を直撃! (11年9月25日)
- 2012年に注目すべき12の宇宙開発ミッション (その 2) (12年1月2日)
- 天宮1号が落ちてくる (17年2月28日)
- 天宮1号が落ちてくる (続報) (17年5月14日)
- 天宮1号が落ちてくる (続報-2) (17年7月20日)
- 天宮1号が落ちてくる (続報-3) (17年9月10日)
- 天宮1号が落ちてくる (続報-4) (17年9月27日)