2016年10月6日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-119)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が10月4日17:00付で更新情報を出しています:

推定時期 前兆終息を確認後に計算
現状で考えやすいのは 10月17日±3日 (この場合、10月12~13日ごろに前兆終息を確認する必要あり)
推定時刻 午前9時±1時間、または午後6時±3時間
(前震があった場合には推定時刻は無効)
推定震央領域 更新情報の地図参照、火山帯にある程度近い領域の可能性あり
(点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震


更新情報のまとめです ――

▼ 現状
  • CH2(八ヶ岳)

    • 9月21日に糸状特異が最初に出現
    • 9月25日から連日、糸状特異が出現
    • 10月1日~2日に数時間正常基線(静穏化)を記録
    • 10月4日夕刻現在、糸状特異状態が継続中

  • CH20(八ヶ岳)

    • 9月30日未明を中心に約22時間、特異状態が出現
    • 静穏化

  • CH21(八ヶ岳)

    • 記載なし(静穏化?)

▼ 考察
  • 現在は第18ステージと認識

    • 前ステージ(第17ステージ)が示した9月2日± に該当する9月2.5日に極大出現
    • 9月2.5日以降の明確な極大は9月26日
    • 9月30日に小ピーク

  • CH2に糸状特異が出現し始めた9月21日を初現、CH20に特異状態が出現した9月30日を極大とすると、経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 より10月16日が算出される

  • 火山帯近傍地震前兆について

    • 4月17日から出現し始めた火山帯近傍地震前兆の前半は、群発地震経験則から9月3日±数日を示し、8月30日ごろから始まった富山県東部の群発地震に該当
    • 9月14日夕刻から始まった後半(八ヶ岳CH26)は、9月26.0日に極大と認識、10月4日夕刻現在も継続中 → これからの活動の可能性を示唆
    • 9月14.7日を初現、9月30日を極大として、経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用すると10月17日が算出される

  • 10月12~13日ごろに前兆が終息するか、確認する必要あり

  • 現在、No.1778前兆以外に大型の地震が推定される前兆は観測されていない


串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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