熱移送説の提唱者・角田史雄氏(埼玉大学名誉教授)が、著書『次の「震度7」はどこか!』の中で「熊本地震を発生させた熱エネルギーが中国地方(大山火山帯)に移送されるため、次は中国地方の日本海沿岸地域が危ない」と予測していたとのこと:
さらに同氏は「西ノ島(東京の南約1000キロメートルに位置する)の面積を12倍にした熱エネルギーが、2020年頃に本州地域に到達する」、「熱エネルギーの規模が格段に大きければ、伊豆・相模地域に限らず首都圏直下でも大規模直下地震を発生させる可能性がある」と警告しています。周知のとおり、2020年には東京オリンピックが開催されることになっています。
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