八ヶ岳南麓天文台の串田氏が10月17日18:40付と10月18日15:30付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.172 (PDF形式)
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.173 (PDF形式)
以下は最新の更新情報 No.173 のまとめです ――
推定時期 | 11月1日±2日 前兆が完全終息した時点で計算し修正予定 |
推定時刻 | 午前9時±1時間、または午後6時±3時間 |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) 火山帯近傍地震前兆が関連ある場合には、ある程度火山帯に近い領域の可能性がある ―― 白山・御嶽山・乗鞍岳などの火山周辺領域の可能性もある |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅 |
▼ 現状
- CH17(八ヶ岳) ― 10月15日を中心に糸状特異が出現。16日夕刻以降、糸状特異の出現なく静穏状態。18日午前中に糸状特異が再び出現。
- CH21(八ヶ岳) ― 10月17日、基線幅が拡大し徐々に静穏状態に向かっているように見えたが、その後、特異状態が継続出現。
▼ 考察
- 10月12日初現、10月15日極大とすると10月19日に発生の可能性があったが、その場合、24時間程度の静穏期間が経験則で計算される。しかし、18日午前中でもCH17やCH21に特異状態が継続しているため、10月19日に地震発生となる可能性は否定された。
- 前更新情報(No.172、17日夕刻現在)の段階では、前兆が静穏化傾向を示し、今月下旬まで前兆が継続することは考え難かったので、最も早い時期の10月19日が否定できない旨、報告した。「ご心配をおかけし申し訳ございません」
- 次に早い発生時期は、初現10月5日、極大10月15日から計算して → 11月1日±2日。この場合、10月27~28日ごろに前兆終息の見込み。
- 現在は第19ステージ。前ステージ(第18ステージ)は10月16日±を示唆していたが、10月15日に極大が出現した。
- No.1778前兆は2008年7月から継続。ステージ数が10を越えるのは、1995年の本格観測開始以来初めて。
- 別の巨大地震が推定される前兆は観測されていない。
串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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