琵琶湖やその周辺ではさまざまな異変が報道されていますが、滋賀県高島市今津町(地図)沖の湖底で「例年より早く急激に水中の酸素濃度が低下」し貧酸素状態となる現象がおきていました。
貧酸素状態は、「例年10~11月に観測されるが昨年は9月前半に確認」、「アナンデールヨコエビの大量の死骸が見つかった」、「泥に含まれるマンガンが溶け出し、湖底面が黒く変色する現象も観測」。貧酸素状態は現在は回復しているとのことですが、高島町沖では、これとは別に、広い範囲で湖底の堆積物が吹き上げられる現象が見つかっています:
八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏は、琵琶湖周辺で大地震が起こると予報していますが、以下はその最新報告です。推定規模は M7.9±0.5(浅い地殻地震推定)、推定時期は早い場合で4月29日±5、推定領域の地図は以下の資料に掲載されています:
- No.1778 近畿圏地殻大型地震の可能性推定前兆続報 現況報告 (PDF形式)
関連記事
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (10年2月26日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-2) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-3) (12年2月15日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-4) (12年2月29日)
- 井戸の水質悪化 ― 京都市伏見区 (11年8月9日)
- 全国で頻発 地下水異常 (12年3月3日)
- 枯渇した自噴式井戸から湧水 ― 滋賀県大津市 (12年6月7日)
- 大地震の前後に温泉の温度や水位が変化 (12年9月17日)
- 琵琶湖アユの産卵激減 ― 滋賀県 (12年10月14日)
- 真冬にクマ出没 ― 滋賀県 (13年2月10日)