- 新たな海底熱水鉱床発見の可能性 -海底鉱物資源開発に期待- (pdf 形式)
- 沖縄の沖で海底熱水鉱床発見 海保、鉱物資源開発に期待 (西日本新聞)
- 沖縄の100キロ沖に海底熱水鉱床 鉱物資源開発に期待 (日本経済新聞)
海上保安庁は22日、沖縄本島の北西約100キロ沖の海底で、金属鉱物資源の発掘が期待される「海底熱水鉱床」を発見したと発表した。おそらく、ほとんどの新聞社は同一の通信社の情報をよく確認せずに使っているので、このようなことになるのだと思います。私の見た範囲では、「可能性」であることを正確に伝えている記事は以下の時事通信社のものだけでした:
海上保安庁が調査した海域は沖縄トラフの一部です。中央海嶺ではありませんが、それと同じように地下からマントルが上昇して海底が拡大しつつある場所です。海上保安庁の発表資料には、3葉の海底地形図が添えられています。伊是名海穴と呼ばれる長径約 6km の海底カルデラや、その北東方向に今回新たに発見された 2つのカルデラ地形を見ることができます。