2014年9月15日月曜日

Holuhraun溶岩原で噴火 ― アイスランド (続報)


9月7日付「Holuhraun溶岩原で噴火 ― アイスランド」と「Holuhraun溶岩原で噴火 ― アイスランド (補足)」の続報です。

Holuhraun溶岩原(地図)での割れ目噴火は弱まることなく続いています。流出した溶岩は2億m3に達したと見積もられており、24.5km2に広がっています。

この噴火によって放出された火山ガスの雲がアイスランド東部や北部に危険な濃度のまま到達するようになったため、当局は当該地域の住民に対して、窓を閉め、換気を止めて屋内にとどまるように呼びかけています。

バゥルザルブンガ・カルデラ(地図)を覆う氷河の沈降は23mに達しています。

以下は、Holuhraun溶岩原の割れ目噴火によって流れ出した溶岩の上に発生した竜巻の動画です。空気中の火山灰を捉えることができる特殊な赤外線カメラで9月3日に撮影されました:

参考までに。以下の記事には、火砕流(あるいは火砕サージ)の後に発生した竜巻群を撮影した動画があります。竜巻のシーンは58秒目あたりからです:

以下は、アイスランド気象庁のサイトに掲載されている割れ目噴火の写真です:

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