11月20日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-25)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を11月20日付で出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.056 (PDF形式)
内容は、ステージ6前兆群とステージ7前兆群の出現時期や極大時期を整理してまとめたものです。ここにまとめられた認識が正しければ、「第7ステージ前兆群は第6ステージ前兆群と同じ前兆期間約4ヶ月で、来年01月04日±時期を示します」とのことです。この時期に対応地震が起こるのか、あるいは、次のステージに遷移するのかは現時点ではわかりません。
串田氏がウェブで公開している情報は、著書『地震予報』(PHP新書、2012)の読者を想定して書かれているため、未読の方にはわかりにくいと思います。串田法を理解して公開情報を的確に理解するためにも一読をお勧めします。
串田氏がウェブで公開している情報は「長期前兆 No.1778」についてだけです。他の前兆については、対応地震の規模、震央、発生時期などの情報をファックスで会員に送付しています。
「長期前兆 No.1778」は2008年7月に始まったもので、5年を超える長期間にわたって盛衰を繰り返しながら継続しています。これほど長期間続く前兆は前例がなく、串田氏も苦慮している様子で、前兆群の認識や対応地震の発生時期について何度も修正や延期がおこなわれ「オオカミ少年」状態になっています。そのため、ウェブで公開されている「長期前兆No.1778」についての情報だけを目にする一般の方々には、串田法というのは何とも当てにならない手法だとの印象を持たれがちです。そのような疑念を持たれた方々にも上記『地震予報』をお読みいただきたいと思います。
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