先月初旬、日本地震学会秋期大会が開かれました。そこで発表された JYAN 研究会による「電磁波の観測網で捕らえた地震直前の伝搬異常とその理論的根拠となる3 種類の記録グラフ」の内容が紹介されている記事です:
4月13日に淡路島で発生した M6.3、最大震度 6弱の地震については、次のように書かれています:
「淡路島地震」は23日程前から異常が確認され、4月7日に平常に戻ったため、地震の予測として期日は、4月13日頃、マグニチュードは6、場所は姫路から貝塚市方面(淡路島方向)と予想することができた。
FM電波の異常と地震発生については次のような法則があるとのことです:
10デシベル程度上昇し収まってから(静穏期が)1週間程度で、そののちに地震が発生する場合、マグニチュード(M)6クラスで震度5~6の地震が発生。20デシベル程度上昇した場合、最大で震度7。静穏期が3日間程度だと、M4・5ほどになる。
同じFM電波を使った地震予知でも、八ヶ岳南麓天文台の串田氏がおこなっている方法に比べるとシンプルです。
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