M6.0 の地震の震源(地図、グーグル・マップ)は、スリランカの南南東 1155km で深さは 10km(非常に浅い)、スリランカ南方に広がる中央インド洋海盆とさらにその南にある中部インド洋海盆の境界付近です。海底地形図を見ると海嶺や海溝などのプレート境界がなく、何の変哲もない場所ですが、この付近一帯は、昨年 4月 22日付の「新しいプレート誕生」で紹介したように、2004年のスマトラ沖大地震の影響で新しいプレートやプレート境界ができつつあるのではないかと一部の研究者が考えている海域です:
M5.3 の地震の震源(地図、グーグル・マップ)は、スリランカの南西 2025km、ディエゴ・ガルシア島などを含むチャゴス諸島の西 490km で、深さはやはり 10km(非常に浅い)、アラビア半島の方から南東に延びるカールスバーグ海嶺とインド洋中央部を北上する中央インド洋海嶺の接続部分付近です。震源の位置は海嶺軸と一致しています。
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- 新しいプレート誕生 (09年 4月 22日)