番組の性格が違うので比較するのは酷な面もありますが、映像的には NHK の方が見事でした。TBS の方は、逆光気味の映像が多く、また、モーニング・グローリーの全体像がはっきりと捉えられていなかったように思います。取材期間、予算、持ち込んだ撮影機材、撮影スタッフの技量などの差が現れているのかも知れません。モーニング・グローリーが発生する仕組みの説明も NHK の方がより詳しく、またわかりやすかったと思います。内陸の砂漠地帯までモーニング・グローリーを追跡して、その消滅する過程まで撮影していたのは秀逸でした。受信料を払いたくなる番組だったと思います。
両放送局とも、現地での取材は 9月下旬から 10月上旬にかけてと推察されます。また、取材の中心はカーペンタリア湾に面するバークタウン(地図)という人口 200人ほどの集落だったので、両局の取材クルーが現地で出会っていたのではないでしょうか。
NHK の番組を見逃した方は、以下の番組資料をご覧ください。「予告動画」には、見事なモーニング・グローリーの姿がおさめられています:
なお、再放送は:
総合テレビ 2009年12月10日 木曜日 午前1時10分~1時54分(水曜日深夜) ※中国地方は除くだそうです。
ところで、このブログでモーニング・グローリーをとりあげたのは、8月 29日。両放送局とも現地での取材は 9月下旬頃から。ひょっとして、このブログの記事が企画のきっかけになった? … 考えすぎですね。
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