インド・シッキム州で、過去数週間にわたって正体不明の発光体の目撃が続いています:
上記は、『ボイス・オブ・シッキム』(シッキムの声)というニュースサイトに掲載されているものです。目撃者によれば、発光体は大きな音と後方にたなびく煙をともなっていたとのことです。住民からの問い合わせに対して、警察は軍の定期的な訓練、天体物理学者は彗星の破片が大気圏に突入したものと答えていますが、住民にとってあまり説得力はないようです。(エーリアンの乗り物としての) UFO 説、神あるいは女神の引きおこした超自然現象説、世界の終末説などが飛び交っています。
以下のグーグル・マップでもわかるように、シッキムは北は中国、東はブータン、西はネパールに境を接するヒマラヤ山中の州です:
シッキムの位置するヒマラヤ山脈東部は、インド洋大津波引きおこしたスマトラ沖大地震や、四川大地震に引き続いて大地震がおこる可能性の高い場所にあげられています。ひょっとしたら地震の前兆としての発光現象かも、とも思うのですが、可能性は低そうです。
ちなみに、シッキムは私の愛してやまないダージリン紅茶の産地であり、世界遺産に指定され、一度は乗ってみたいと思っているダージリン・ヒマラヤ鉄道が走っている場所でもあります。