人類初の月面着陸をなしとげたアポロ 11号の着陸地点「静かの海の基地」の高解像度画像が公開されました:
月を周回中の LRO(Lunar Reconnaissance Orbiter: 月偵察衛星)が撮影しました。この地点の映像は以前にも公開されていますが、今回公開されたものは LRO が高度を 50km まで下げた後に撮影されたもので、解像度が非常に高くなっています。着陸船の 4本の脚や、アームストロング船長とオルドリン飛行士の足跡、周囲に設置したレーザー反射鏡や地震計などの観測装置も識別可能です。
太陽光線がほぼ真上(画面に対してやや左上方)から射しているため、クレーターの縁などははっきりしませんが、着陸船や観測装置類は反射で強く輝いています。
2枚の写真の間にある“> Larger image”と書かれた部分をクリックすると、さらに見事な画像を見ることができます。画面の右側中央にある“West Crater”はかなり新しいクレーターで、隕石の衝突によって周囲に投げ出された角張った岩石が見分けられます。
アポロは月に行ってい なかったと主張する人たちは、これらの画像をどう受け止めるのでしょうか。NASA のねつ造と言いはるのは、もはや無理であると思います。インドや中国などは、今後、さらに解像度の高い映像が撮影可能な月周回衛星を打ち上げる予定です し、中国は有人宇宙船を月に着陸させる計画を進めています。そのような状況で、NASA がねつ造した写真を公開しても、すぐに真実が露見してしまうでしょう。
(続く)