2017年10月5日木曜日

霧島山(新燃岳)で火山性地震増加


霧島連山・新燃岳(地図)で火山性地震が増加しています。「新燃岳では、9月23日頃から火山性地震が増加しており、10月4日からは更に増加」、「震源は、新燃岳のごく浅いところから海抜下1km 付近に分布」:

火山性微動は6月12日以降は観測されていない、また、今回の地震増加にともなう地殻変動も観測されていない、とのこと。

新燃岳と、火山活動が高まっており小規模な噴火がありうるとされているえびの高原の硫黄山(地図)とは5km弱しか離れていません。


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スプートニク・ショックから60年


1957年10月4日にソビエト連邦が人類初の人工衛星・スプートニクを打ち上げてから60年が経ちました。直径約60cm、重さ約90kg。もう少し小さいと思っていたのですが、人と一緒に写っている写真を見るとかなり大きく感じます:

スプートニクはロシア語で「衛星」を意味するそうです。

上掲のNASAの記事は次のように書いています:
ソビエト連邦と同じようにアメリカ合衆国も、国際地球観測年に合わせて人工衛星を打ち上げようと計画していた。不意打ちを食らって、アメリカ国民はその16年前に起きた日本の真珠湾攻撃を思い起こさずにはいられなかった。アメリカ国民は、第2次世界大戦のもたらした荒廃によって技術分野では合衆国よりも遅れていると考えていたソビエト人たちが、核兵器を搭載した弾道ミサイルを合衆国めがけて発射することができると恐れた。

スプートニクの打ち上げをきっかけにして、合衆国政府は複数の政府機関で行われていた宇宙開発プログラムを整理統合した。そして、1958年1月31日、陸軍がエクスプローラー1号を打ち上げた。この人工衛星は小さな科学観測装置を搭載していて、地球をとりまく磁気放射線帯を発見した。この放射線帯は後に、研究責任者のジェームズ・バン・アレンにちなんでバン・アレン帯と名づけられた。その夏、議会とアイゼンハワー大統領はNASAの創設を決定し、10月1日にNASAが発足した。

陸軍のエクスプローラーに対して、海軍はバンガード衛星の打ち上げを試みていましたが失敗続きでした。

祖父の世代の人に訊くと、1号の1ヵ月後に打ち上げられたスプートニク2号の方が驚きが大きかったそうです。2号には気密室が備えられており、イヌが乗っていたからです(写真)。2号の重さは約500kg。当時のアメリカには非力なロケットしかなく、とても打ち上げられない大きな衛星でした。

ソビエト連邦に遅れをとり小さな人工衛星の打ち上げにすら手こずっていたアメリカが、スプートニク・ショックからわずか11年と9ヵ月余りという短期間で、サターンV型という巨大なロケットに人間を乗せて月に送り込むことができたというのも、考えてみれば凄いことです。


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断層用水道管


断層の変位に耐える「断層用鋼管」。大容量送水管の一部が蛇腹状になっています:

もっと大規模な断層対策 ― 米国アラスカ州でデナリ断層を横切るトランス・アラスカ・パイプラインです。断層を横切る部分は、断層の変位に対して余裕を持たせるためにジグザグに敷設されています。さらに断層の変位がパイプに伝わらないように、パイプを支える脚はテフロン製の橇(そり)に載せられ、ガイドの上を滑るようになっています:

2002年11月にデナリ断層で発生した M7.9 の地震では、デナリ断層が長さ約300kmにわたって平均約5mの右横ずれを起こし、パイプラインとの交差部分では約4mのズレが生じました。パイプを支えるさまざまな装置が損傷しましたが、パイプライン本体は無事でした:

地震によってパイプラインが破断すれば、人口が希薄な地域とはいえ大きな損害や経済的な影響が発生し、原油によって汚染された環境を元の状態にもどすには長い年月を要したことでしょう。米国地質調査所(USGS)は、「1970年代に行ったわずか300万ドルの投資によって、今日の1億ドル以上の損失を防ぐことができた」としています(遠田晋次著、「活断層地震はどこまで予測できるか」、講談社、2016)。東京電力など、原子力発電所を運営する企業には拳々服膺してほしい言葉です。


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イエローストーンの群発地震続く (続報-3)


9月4日付「イエローストーンの群発地震続く (続報-2)」の続報です。

米国地質調査所(USGS)のイエローストーン火山観測所が、10月2日付で9月分の月報を出しています。ウェスト・イエローストーン(地図)北方で続いている群発地震の活動は衰えているようです:


以下は月報のまとめです:
  • 2017年9月にイエローストーン国立公園内で発生した地震は115件。最大規模の地震は、9月16日に発生した M3.2 の有感地震。震央はワイオミング州オールド・フェイスフルの南約18km。

  • モンタナ州ウェスト・イエローストーンの北約10kmで6月12日から続いている群発地震は、衰えて来ている。震源が決定できた地震は78件。6月は1028件、7月は475件、8月は894件であった。9月の最大規模は3日に発生した M2.3。

  • 他の群発地震活動は発生していない。

  • ここ数ヶ月間、イエローストーンの地震活動のレベルは上昇していたが、現在は正常な状態に戻っている。

  • 地盤の変位は過去数ヶ月間と同じレベルである。2015年末から継続中のノリス間欠泉盆地近傍を中心とするイエローストーン・カルデラ北部の隆起は、1ヵ月あたり数ミリメートルの低い水準で続いている。カルデラ内の沈降も同様の水準で2016年末から継続中である。現在の地殻変動パターンは、これまでの観測記録の変動範囲内にとどまっている。

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人為的な地震は世界中で増加していく


人為的な地震は過去150年間で728ヶ所、過去10年間では108ヶ所。原因は資源採掘、ダム建設、核爆発、CO2注入など。最大規模は中国四川省の M7.9。「人間が行う事業はすべて、地殻の活動に影響を及ぼします」、「地中に大量の物質を加えたり取り去ったりすれば、地球がその変化に反応するのは当然のことで、その反応が地震になることもあるわけです」:

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2017年10月3日火曜日

SADO METAL


佐渡 → 金山 → メタルという発想。歌詞も、佐渡 → Sado → 「殺戮したての魚介類ども」という連想なんでしょうが、面白いです:

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2017年10月2日月曜日

小惑星 2017 SA21 が月と地球に接近していた


9月29日に発見された小惑星〝2017 SA21〟が、発見前の9月27日に月と地球に接近していたことがわかりました。(このところ、今回のように最接近後に発見されるケースや、発表までに時間がかかるケースが増えています。トランプ政権による予算削減の影響でしょうか。)

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 6~13m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SA216~13  (月)9月27日 08:27
(地球)9月27日 17:02
1.15
1.49
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速10.1km(時速約3万6000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2017年10月1日日曜日

蜃気楼津波


イギリス東部ノーフォーク州の Cley next the Sea(地図)で撮影された蜃気楼の写真です。海面が盛り上がって津波が押し寄せているように見えます。こういう蜃気楼もあるのですね。撮影されたのは、記事では9月19日、EXIF データでは9月27日となっています:

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小惑星 2017 SF20 が月と地球に接近していた


9月28日に発見された小惑星〝2017 SF20〟が、発見前の9月26日に月と地球に接近していたことがわかりました。(このところ、今回のように最接近後に発見されるケースや、発表までに時間がかかるケースが増えています。トランプ政権による予算削減の影響でしょうか。)

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 5~12m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SF205~12  (月)9月26日 16:43
(地球)9月26日 23:46
1.10
1.80
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は、秒速10.6km(時速約3万8000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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小惑星 2017 SA20 が月と地球に接近していた


9月24日に発見された小惑星〝2017 SA20〟が、発見前の9月19日から20日にかけて、月と地球に接近していたことがわかりました。(このところ、今回のように最接近後に発見されるケースや、発表までに時間がかかるケースが増えています。トランプ政権による予算削減の影響でしょうか。)

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 6~13m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2017 SA206~13  (月)9月19日 12:00
(地球)9月20日 07:27
1.18
1.53
(1LD=地球から月までの平均距離) 

月と地球への接近時刻には、それぞれ ±3分、±2分の誤差が見込まれています。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は比較的遅く、秒速5.9km(時速約2万1000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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