2025年4月29日火曜日

最初の 100日

 
The New Yorker』誌の最新号の表紙です:

Barry Blitt’s cover for this week’s issue, “The First Hundred Days.” #NewYorkerCovers nyer.cm/ysrCZ47

[image or embed]

— The New Yorker (@newyorker.com) 2025年4月29日 1:20
 
 
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谷が虹色に染まる

 
中国で撮影されたもののようです:
 
 
 
太陽の高度が高いほど虹は低い位置に現れますが、太陽が高過ぎると見えなくなります:
 
過去の類似事例です:

北海道・三陸沖後発地震注意情報

 
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について解説した『SBS(静岡放送)』の動画です。
 
「南海トラフ地震の『臨時情報』に対し、北日本や東日本版の臨時情報とも言えるものですが、運用開始から 2年以上が経った今、認知度不足が課題となっています」:
 
詳しくは以下をご覧ください:

2025年4月28日月曜日

霧島山(新燃岳)で火山性微動

 
4月14日に続いて、4月27日にも霧島連山の新燃岳(地図)で火山性微動が発生しました:
 
14日の火山生微動は継続時間が短かったのですが、今回は継続時間の長い火山性微動でした。
 
新燃岳では 3月30日に噴火警戒レベルが「3(入山規制)」に引き上げられましたが、増減はあるものの火山性地震が非常に多い状態が続いています。特に多かった 4月24日には 432回、25日には 445回の地震が観測されています(グラフ)。
 
 

火星の「顔」 日の出から日の入りまで

 
光の方向が変化するにつれてさまざまな表情を見せる例の「顔」です:
 

Sunrise to Sunset on the Martian Mimetolith Full observation details and links to anaglyphs and the digital terrain models: www.uahirise.org/ESP_080970_2...

[image or embed]

— HiRISE BeautifulMars (NASA) (@uahirise.bsky.social) 2025年4月28日 10:25
 
 

地震の時、浴室は安全?

 
熊本日日新聞』の記事です。
 
入浴中、「今地震が来たらどうしよう、裸で救出されるのは …」と考えることがあります。
 
「2016年の熊本地震直後に亡くなった 50人のうち、『把握している限り、風呂場で犠牲になったケースはない』」(熊本県警警備2課)、「危険物が多く安全とは言えない」(崇城大工学部教授)、「台風や竜巻の時は比較的安全といわれている」(同):

小惑星 2025 HP4 が地球と月に接近

 
小惑星〝2025 HP4〟が 4月28日に地球と月の近くを通過します。
 
2025 HP4 (2025年4月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月28日 13:22
 (月)4月28日 18:54
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.88 LD
(月)1.58 LD
推定直径
8 ~ 17 m
対地球相対速度
10.1 km/s ≅ 3万6000 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2028年4月15日ごろ
公転周期1092 日 ≅ 2.99 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年4月27日日曜日

あと1361日 (補足)

 
4月26日付「あと1361日」の補足です。
 
悪夢は 1361日では終わらないかもしれません。アメリカ合衆国憲法修正第22条は「何人も、2回を超えて大統領の職に選出されてはならない」と定めていますが、「選出」でなければ 3期目も可能だという主張があるようです。以下は、イギリス BBC の解説記事です。
 
「一部のトランプ支持者は、憲法の制限を回避する方法があるかもしれないと提案している」: 
 
トランプ・ストアではすでに以下の写真のような帽子を販売しています。いうまでもなく、2028年は次の大統領選挙がある年です:
 

He’s selling these now

[image or embed]

— Boystown Chicago (@boystown.bsky.social) 2025年4月25日 11:13
 
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2025年4月26日土曜日

あと1361日

 
イギリスの週刊経済誌『The Economist』(1843年創刊)の最新号の表紙です。曰く「(悪夢が終わるまで)あと1361日」。1361日後は 2029年1月で、(不測の事態が生じない限り)アメリカの次の大統領の就任式が行われる時です:
 

Counting down to the end of the nightmare.

[image or embed]

— Republicans Against Trumpism (@rpsagainsttrump.bsky.social) 2025年4月25日 7:24
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-348)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 4月26日10時30分付けで「続報 No.416」(PDF形式)を出しています ——
 
「 CH20顕著特異 4/25.7 終息 短時間のため ← 直前変動の可能性有
4/30±2 発生の可能性示される 」
 
現況
 
CH20 観測装置: 4月24日から出現した顕著特異が終息。短時間で終息したので別形態前兆変動という認識は困難。直前変動の可能性。
 
CH26 観測装置: PBF特異変動が現在も継続中。
 
推定
 
CH26 の極大を従来どおり 4月3.6日、4月25.4日の CH20 の顕著特異を直前変動とすると、経験則[極大〜地震発生]:[直前特異〜地震発生]= 6:1 から 4月29日±2日の可能性が算出される。
 
CH26 の 4月3.6日極大に対し、CH26 に短時間出現した最後の顕著特異 4月23.6日を変動終息とすると、経験則[初現〜地震発生]:[終息〜地震発生]= 6:1 から 4月30日±2日が算出される。
 
CH26 の初現 3月20.6日、極大 4月3.6日からは、経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 から 4月29日±3日が算出される。
 
上記の時期に対応地震が発生しない場合は、CH26 の PBF特異の完全終息を待って再考。
 
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 4月30日±2日の可能性が現状では考えやすい。この時期に発生が無い場合は今後の観測にもとづいて続報。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
推定震央領域

続報 No.416 」所載の図2参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2025年4月25日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-347)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 4月25日15時30分付けで「続報 No.415」(PDF形式)を出しています ——
 
「 CH20に顕著特異 2種の可能性 早い場合=4/26 or 27 」
 
現況
 
CH26 観測装置(図1): 4月22日を中心に顕著特異が短期間再出現。PBF特異は途切れず継続出現、静穏化せず。
 
CH20 観測装置(図2): 4月24日から顕著特異が出現、継続中。
 
可能性(1)
 
CH26: 初現 3月20.6日、極大 4月2.5日 → 地震発生 4月26日±3日。4月22日を中心に再出現した顕著特異変動を直前変動とみなす → 地震発生 4月26日±2日。
 
CH20: 顕著特異の初現 4月24.6日、極大 現在までで一番変動値が大きい 4月25.4日 → 地震発生 4月26日~27日。
 
CH26 の PBF特異は静穏化していない。CH20 の顕著特異の推定静穏化時期(4月26日深夜)まで CH26 の PBF特異は静穏化しないか、継続出現したまま地震発生となるか不明。
 
可能性(2)
 
PBF特異が静穏化するまで対応地震は発生しない可能性。4月26日-27日(~29日まで)に対応地震が発生しない場合はこちらの可能性となる。
 
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 可能性(1) 4月26日 または 27日
(~4月29日まで)
可能性(2) 上記時期に発生が無い場合、
今後の観測で修正予定
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
推定震央領域

続報 No.415 」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2025年4月24日木曜日

枯れ井戸から水が湧き出す — 福島県猪苗代町

 
4月20日、30年ほど前に枯渇した井戸からこんこんと水が湧き出ているのが確認されました。井戸は、福島県猪苗代町の土津(はにつ)神社(地図)参道沿いにある「円清水」で、磐梯山の麓に位置しています。 今季の大雪の影響の可能性があるとのことです。
 
「井戸は周辺施設の影響で水脈が変わったためか枯渇していたが、関係者が久々にのぞくと水があふれ出ていた」:
 
磐梯山では 4月16日に火山性微動が 2回観測されています。同山で火山性微動が観測されたのは昨年 11月21日に 1回観測されて以来です。
 
 
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仙台-香港線 減便 — 大地震の噂で

 
 
香港の英字紙には、「かつては日本への桜ツアーやスキー旅行の割引情報で埋め尽くされていた香港の旅行代理店は、今やドバイのブルジュ・ハリファやスイス・アルプスのリゾートのパンフレットを売り込んでいる」、「春節(旧正月)後の日本への予約は 30% 減少し、トルコ、スカンジナビア、UAE といった長距離路線の目的地への需要が急激に高まっている」といった記述があり、その原因としては「日本政府による地震リスク評価の改訂と漫画家たつき諒の終末論的なビジョン」の 2つがあげられています。
 
ある旅行代理店では、ヨーロッパへの予約が 40% 急増した一方で、札幌行きのチャーター便は半分が空席になっている、著名な風水師たちは 2025年4月以降は日本への渡航を避けるようアドバイスしている、などとも報じられています。
 
かなり大袈裟に伝えられているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
 
「日本において大きな地震とか津波、火山の噴火があるという、うわさが流布されておりまして。香港人および日本人の多くに聞いたところ、100パーセントの香港人がこの話を知っていて、99パーセントの人間がそれを信じていると。日本への渡航は極力避けようとする風潮になっています」(グレーターベイ航空 日本支社長):
 
 

2025年4月23日水曜日

謎の地震活動 — 山口県萩市 (続報)

 
4月12日付「謎の地震活動 — 山口県萩市」の続報です。
 
山口県萩市(地図)郊外の山間部で 2月ごろから頻発している微小な地震について、KRY 山口放送が専門家の見解を伝えています。
 
「今回の群発地震の震源、深さ30キロほどの地下にあるとされているものは…マグマだまりです」、「この群発地震の原因はマグマのゆっくりした動きと推定していて、上昇傾向は見られないため、現在のところ噴火の可能性は低い」:
 
週刊現代』はかなり長い記事を掲載しています。
 
「問題の群発地震の震源は、山口県唯一の活火山『阿武火山群』の範囲内にある」、「気になるのは、震源の場所や深さが移動しているようにもみえる点だ。これはマグマの上昇ばかりではなく、地下でなんらかの流体が動いていることも示唆している」、「地下の流体にはマグマのほか、火山ガスや熱水、水などがある」、「阿武火山群は“単成火山群”というタイプの活火山です」:
 
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長野県北部の地震

 
4月18日夜に長野県北部を震源として発生し最大震度 5弱を記録した地震について、地元のテレビ局が専門家の見解を伝えています。両者の見解は、糸魚川-静岡構造線そのものが動いたのではない、という点では一致しています。
 
 
「今回の地震の震源は県内を縦断する活断層帯『糸魚川静岡構造線』から数キロほどの場所に集中しています」、「糸魚川静岡構造線の真下でもありませんし、既存の断層(小谷中山断層)の真下ですが、それが動いたというわけでもなさそうです。予想される断層の形を反映していないようにも思います」:

 
「地下 13キロのところを中心として大きな地震から細かい地震がまとまって起こっている。糸静線は東に傾斜しているが、 実際はもう少し深い所、かなり深い所で起こったもの。その場所には、以前から小谷―中山断層というはっきりした断層が知られている」:

大形の小惑星 2025 HA1 が月と地球に接近・通過

 
大形の小惑星〝2025 HA1〟が 4月20日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 4月22日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 HA1 (2025年4月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月20日 21:53
 (地球)4月20日 22:00
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.87 LD
(地球)0.30 LD
推定直径
19 ~ 43 m
対地球相対速度
17.8 km/s ≅ 6万4000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2037年9月12日ごろ
公転周期515 日 ≅ 1.41 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年4月22日火曜日

宇和海にイルカの大群 — 愛媛県西予市

 
4月20日夕方、愛媛県西予市の大崎鼻灯台(地図)沖の宇和海で、約200頭のイルカの群れが泳いでいるのが目撃・撮影されました。イルカは 7~8 の群れに分かれていたとのことです。

「これまでも数頭のイルカや一つの群れを発見することはあったが、これほど多いのは非常に珍しい」(宇和島海上保安部):
 
宇和海では 2月と 3月にザトウクジラとみられるクジラが見つかっています:
 

小惑星 ドナルドヨハンソン

 
4月21日02時51分(日本時間)、NASA の小惑星探査機ルーシー(Lucy)が小惑星ドナルドヨハンソン(ドナルドジョハンソン、Donaldjohanson)から 958km のところを通過しました。ドナルドヨハンソンは、その光度が 10日ほどの周期で変化することから、細長い形状と予想されていましたが、今回撮影された画像からはその予想が正しかったことが確認されました。2つの天体が接触・衝突して形成される接触連星(contact binary)です。画像に基づく暫定的な分析によると、この小惑星は当初の推定よりも大きく、長さ約 8km、最大幅 3.5km と推定されています:
 
 
ルーシー探査機は 2021年10月に打ち上げられ、主小惑星帯の 3つの小惑星と、木星のトロヤ群の 8つの小惑星を調査することを目標としています。ルーシーは、2027年8月にミッションの最初の主要目標である木星トロヤ群小惑星エウリバテス(Eurybates)に接近する予定です。
 
ミッションの名称「ルーシー」は、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の有名な化石「ルーシー」に由来、最初に調査した小惑星ディンキネシュはその別名、今回のドナルドヨハンソンはエチオピアのアファール盆地でルーシーの化石を発見した古人類学者ドナルド・ジョハンソンに由来しています。
 
 
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小惑星 2025 HO が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2025 HO〟が 4月19日に地球と月の近くを通過していたことが、4月21日付の NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 HO (2025年4月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月19日 19:35
 (月)4月19日 22:15
接近日時 誤差
(地球)± 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.49 LD
(月)1.18 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
11.5 km/s ≅ 4万1000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2044年4月25日ごろ
公転周期463 日 ≅ 1.27 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年4月21日月曜日

「稲作」の勧誘電話

 
笑。
 

ハチクの開花・一斉枯死ひろがる

 
ハチクの開花と一斉枯死が全国で起きています。複数のメディアが伝えています。
 
「1894年(明治27年)には大規模な開花が全国的に記録されているが、その年の10月28日に日本史上最大級の内陸直下型地震『濃尾地震』が発生」、「1929年から1931年(昭和4年から6年)には、全国的にハチクとマダケが大量開花。そして1930年(昭和5年)11月26日に『北伊豆地震』が発生」、「2004年(平成6年)には、西日本の一部の竹林で開花が確認されたが、同じ年の10月23日にマグニチュード6.8の『新潟県中越地震』が発生」:
 

小惑星 2025 HH が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2025 HH〟が 4月18日に地球と月の近くを通過していたことが、4月19日付の NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 HH (2025年4月19日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月18日 08:24
 (月)4月18日 10:21
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.072 LD
(月)1.023 LD
推定直径
2 ~ 4 m
対地球相対速度
9.3 km/s ≅ 3万3000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2032年6月4日ごろ
公転周期318 日 ≅ 0.87 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年4月20日日曜日

クジラの破裂

 
鯨類の死骸の漂流や漂着のニュースはわりと頻繁に報じられますが、漂流の場合は船舶との衝突、海岸や港に漂着した場合は腐敗による悪臭や破裂が危惧されます:
 
クジラの死骸が破裂するとどのようになるのか、実際に目撃したことがある人は少ないと思います。以下の動画は海上で破裂した例です[閲覧注意]:
 

小惑星 2025 GS1 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2025 GS1〟が 4月16日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 4月19日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 GS1 (2025年4月19日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月16日 03:20
 (地球)4月16日 06:36
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.907 LD
(地球)0.099 LD
推定直径
3 ~ 8 m
対地球相対速度
10.5 km/s ≅ 3万8000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2031年4月23日ごろ
公転周期439 日 ≅ 1.20 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年4月19日土曜日

沈み込んだ海山が原因か — 東京湾北部の地震


東京湾北部では、太平洋の底にあった海山が沈み込んでいることが原因で、地震活動が活発になっている可能性があるとのことです。
 
「海山というのは地形の高まりに相当しますので、それが引っ掛かりながら沈み込んでいくことが予想されます。海山が沈み込むことで地震がたくさん起こって、それが局所的な『地震の巣』の原因になっている」:

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日本への旅行を控える動き — 大地震の噂で

 
 
香港では、日本で大地震が発生するという噂で日本旅行を控える人が続出している、と香港のメディアが報じているとのことです。
 
「うわさは香港や台湾のメディアで相次いで取り上げられ、業界関係者も予約は減少していると語っている。うわさの発端は、日本の漫画家・たつき諒さんの1999年出版の著書『私が見た未来』であるとされる」:
 
在日本中国大使館は、地震についての注意喚起に加えて、日本での無差別殺人事件や食品衛生問題についても注意喚起しているとのことです。
 
「日本社会ではこのところ重大な治安事件が増加傾向にある」、「夜間に1人で外出しない」:
 
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近畿圏中心領域大型地震 (続報-346)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 4月19日12時30分付けで「続報 No.414」(PDF形式)を出しています ——
 
「 4/18 長野北部 M5.1 ← No.1778 推定領域内発生地震 」
 
 3月20日に始まった Stage-34 の顕著特異変動(CH26 観測装置)には、5つの小ピークが現れている(図1)。通常基線から顕著特異変動となる時点を各初現とし、各小ピークを極大として経験則 [初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用すると、各々、次の小ピークの出現時期が算出されるという関係が認められる(更新情報右上の表参照)。
 
5番目の小ピークから算出された次の小ピークの初現は 4月18日±2日だが、小ピークは出現しなかった。4月18日には No.1778 前兆群の推定領域内で長野北部地震 M5.1 が発生した。断定はできないが、5番目の小ピークが示した日に次の小ピークが現れず、中規模地震発生となった可能性が示唆される。No.1778 前兆群と今回の長野県北部の地震が無関係ではない可能性がある。
 
5番目の小ピーク以降は PBF 特異が継続。時折り顕著特異変動が短時間弱く現れている(図3)。4月22日~25日に現在継続中の PBF 特異が静穏化するか注目。
 
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 4月29日(4月28日~5月2日)が現状では考えやすい。今後の観測で修正予定。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.414 」所載の図4参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。今後出現した場合は続報予定。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2025年4月18日金曜日

焼岳の噴火警戒レベル引き下げ

 
4月18日11時00分、焼岳(地図)の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」から「1(活火山であることに留意)」に引き下げられました。焼岳では 3月3日午後から山頂付近を震源とする火山性地震が増加したため、3月4日09時20分に噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引き上げられていました。
 
「火山活動は低下しており、想定火口域から概ね 1km の範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました」、「山頂付近での緩やかな膨張を示すと考えられる変化は継続しており、焼岳周辺では数年おきに震度1以上を観測する地震を含む活発な地震活動がみられることから、中長期的に焼岳の火山活動は高まってきていますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です」: 
 
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2025年4月17日木曜日

「4月22日に大地震」の噂 — フィリピン

 
フィリピンでは、4月22日に強い地震が発生すると主張する動画が Facebook を通じて拡散し、PHIVOLCS(フィリピン火山地震学研究所)がそれを否定する事態になっています。もともとは 1月4日に投稿された動画で、それを 4月になって 2人の Facebook ユーザーが蒸し返したことで噂が広まったようです。

当該動画では、白人風の男性がバーチャル音声アシスタントの Alexa に、2025年にフィリピンで何が起こるかを尋ねています。Alexa の回答は「2025年4月22日午前4時1分、フィリピンはマグニチュード 8.2 の地震に見舞われ、マヨン山とピナツボ山が噴火するでしょう」というものでした(本当に Alexa がそのように答えたのか、動画の演出なのかはわかりません)。
 
PHIVOLCS は「フェイク・ニュースを広めないでください。4月22日に強い地震が起きるというのは本当かとよく聞かれますが、それは事実ではありません」、「大地震の正確な日時と場所を確実に予測できる信頼できる技術は世界に存在していません」と述べて噂を否定しています: