6月4日付「焼岳で火山性地震増加」の続報です。
焼岳（地図）では、その後も山頂付近を震源とする火山性地震の多い状態が続いていましたが、昨夜、臨時の「火山の状況に関する解説情報」が出されました。「今後さらに増加した場合、噴火警戒レベル引上げの可能性があります」とのことです（現在の噴火警戒レベルは「1、活火山であることに留意」です）：
- 火山名 焼岳 火山の状況に関する解説情報（臨時） 第7号 令和6年6月7日22時10分
- 焼岳の火山活動解説資料 令和6年6月7日22時50分 （PDF形式）
- 焼岳、噴火警戒レベル引き上げも 山頂付近震源の火山性地震多発 10日間で80回
八ヶ岳南麓天文台の串田氏は、八ヶ岳と秋田観測点で5月23日に観測された噴火型前兆変動にもとづいて、「八ヶ岳近傍で八ヶ岳より北よりの火山の近傍での地震活動の可能性」を予測していますが、今回の焼岳の火山性地震増加はそれに対応するものかもしれません：
- 近畿圏中心領域大型地震 （続報-297） （24年5月30日）
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