これまでは火山性地震の震源について「山頂の北西1kmから2km付近」としか書かれていなかったのですが、最新の解説情報では「海面下約3kmとやや深いところ」という情報が加わっています:
上の解説情報では「23日19時以降、本日15時までに高山市奥飛騨温泉郷栃尾で震度1を19回観測」となっています。以下は、防災科研の Hi-net で記録された岐阜県上宝観測点の連続波形24時間分です。観測点の精確な位置はわかりませんが、上宝地区は焼岳山頂から北北西に約8km離れたところにあります。地震が頻発している様子がよくわかります:
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