山口県萩市(地図)郊外の山間部で 2月ごろから微小な地震が多発しています。これまでに観測された地震の回数は 1300回以上、最大規模は M1.8。私は気象庁のウェブサイトで「震央分布」を毎日見ているので気づいていましたが、ようやく専門家の見解が報道されました。昨年 1月の能登半島地震と同じように、何らかの流体が地下深くから地表付近へと上がって来ているようです。
「震源の深さが移動している特徴があって、当初は深さ 40キロから始まって、それが徐々に浅くなって 25キロくらいになって、その後は 25~30キロの間を移動している。水平位置も西から東へ移動している傾向がある」、「地下の深部から『流体と呼ばれる水のようなもの』が浅い方に上がってきて、その移動に伴って地震を引き起こしている可能性が考えられる」、「直ちに何か大きな地震につながったりとか、あるいはこの周辺には『阿武火山群』という火山がいくつかあるが、火山活動に直接関係することは、今の段階では考えにくい」:
- 中国山地の一部で“謎の地震活動” 最近 2か月で局地的な「微小地震」が 1300回以上頻発 “水のような流体”が地下を移動か 周辺には複数の活断層や活火山が存在 「従来と異なる変わった地震活動」と専門家も注目 (動画、地図等あり)
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