10月4日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-20)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を10月9日に出しています。
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.048、049 (PDF形式)
内容をまとめると以下のとおりです:
- 前回の予測(10月19日前後に対応地震発生)は2つの点で誤りであった:
- 前兆群に現れた2つのピークを主極大・副極大と見なしたが、同じ観測装置に現れたピークではないため、誤りであった。
- 10月19日前後に対応地震が発生するとすれば、10月11日前後に全ての前兆が終息するはずだが、前兆の出現状況はそうなっていない。
- 前兆の初現を誤認していた。ステージ6前兆群に関係すると考えられる2つの前兆がステージ5前兆群の中にある。これらの前兆の初現日時を使って経験則を適用すると、11月17日前後に対応地震が発生すると予測される。
推定地震種 | 震源の浅い地殻地震 |
推定領域 | (上記文書の2ページ目最下段の地図で)太線内斜線域 |
推定規模 | M7.9±0.5 |
推定時期 | (1) 早い場合=11月17日±2日 (2) 11月15日以前の発生はない (3) 今後の観測で修正の可能性あり |
推定発生時刻 | 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間 |
前例のない長期継続前兆のため、串田氏も苦慮しているようです。上記文書中にはお詫びの文言が繰り返されています ―― 「10/3迄の考え方が誤りであることが明らかとなりました。判りにくい前兆形態ではありますが、大変申し訳ございません」、「判りにくい前兆形態で、修正が多く大変申し訳なく存じますがどうかお許しください」。
なお、地震発生が予測されている11月17日の翌日、18日は満月です。厳密には、18日午前0時16分に満月になるので、ほとんど17日といってもよいようなタイミングです。以前にも述べましたが、串田氏の地震予測日は満月や新月の日になることが多いようです。
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