ロシアの科学者によって発見された小惑星が地球と〝ニアミス〟を起こしました。
バイカル湖近くの観測ステーションで9月27日に発見された小惑星が、発見から9時間後に地表から 1万1300km のところを秒速16km(時速約5万8000km)で通り過ぎました。この小惑星の直径は約15mで、今年2月にロシアのチェリャビンスク(地図)上空で爆発し約1500名の負傷者を出した小惑星とほぼ同じ大きさです:
- Russian Scientists Report Asteroid Near-Miss
- Asteroid near-miss reported by Russian scientists (写真あり)
- Killer 50ft-wide asteroid narrowly misses Earth
- Siberian observatory tracks a 'near miss' as space object speeds close to Earth
気象衛星「ひまわり」などの静止衛星の軌道は地表から約3万6000kmですから、今回の小惑星はそれよりもはるかに地表に近いところを掠めて行ったことになります。
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