2011年2月18日金曜日

キラウエア山で群発地震、マグマ上昇 ― ハワイ


ハワイ島のキラウエア山(地図)で群発地震やマグマの上昇、火口壁の崩落が観測されました:

キラウエア山は 1983年以来 28年間にわたってほとんど途切れることなく溶岩の流出を続けている火山ですので、何を今さらという気もしますが、活動レベルが上昇する兆しなのでしょうか。

群発地震は先週あたりからキラウエア山東部の地溝帯で起きています。マグマの上昇は、山頂のハレマウマウ・クレーター(写真)に開いたピット(縦坑あるいは噴気孔)の内部で観測されました。以下はそれを撮影した GIF動画です:

キラウエア山にはもう一つ プウ・オオ・クレーターと呼ばれる火口がありますが、こちらも活発です。以下の動画は同クレーター内部を写したものですが、一見の価値ありです。まるでアメーバか粘菌が這い回っているように溶岩が移動しています:

以下は米国地質調査所(USGS)傘下のハワイ火山観測所(HVO)が出している最新の状況報告書です。2月 17日付の記述によると、16日に山頂部の大きな収縮が傾斜計で観測されたが、GPS 観測網では 昨年 11月初めに始まったハレマウマウ・クレーター周辺の膨張が継続していることが捉えられている、とのことです:

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