福岡県北九州市の曽根干潟(地図)でカブトガニが大量死しています。6月ごろから急増し例年の8倍近くの約500匹。過去20年間の調査で最も多いとのこと。「猛暑による海水温の上昇に加えて、台風が来ずに海水が混ざらなかったことで、海水に含まれる酸素が少なくなったことが原因ではないか」:
- カブトガニが大量死 猛暑が原因か 北九州 (動画あり)
- カブトガニ:曽根干潟で400匹超死ぬ 海水温上昇影響か (写真あり)
毎日新聞の記事には「2004年に約300匹が死んだことがあったが、その時も原因はわからず、それ以来の大量死」とあります。関係ないとは思いますが、2003年~2004年と2015年12月~現在まで、豊後水道周辺ではスロースリップに起因すると推定される地殻変動が発生しています。また、かなり距離が離れていますが、2005年3月には福岡県西方沖地震(M7.0、深さ約10km、最大震度6弱)が発生しました。