7月31日付「巨大地震予測の数々」の補足です。
琉球大学名誉教授の木村政昭氏や八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が出演した、7月21日の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)の録画が YouTube にありました。テレビ朝日がアップしたわけではなさそうです。著作権上の問題があるかも知れませんのでリンクは張りません。検索すれば容易に見つかると思います。
ロバート・ゲラー氏(東京大学教授)と横山裕道氏(淑徳大学客員教授)の発言は正論なのですが、この種の番組の視聴者からは権柄な態度や物言いと受け取られて反感を買ったのではないでしょうか。
横山氏が串田氏に対して、「電離層に変化が現れるのなら、なぜ地上に変化が現れないのか」、「地下で地震の前段階が進行しているのであれば、なぜそれが地上の地震計などで検知されないのか」という主旨の質問をし、串田氏が静電気云々で的確に答えていましたが、このような内容のある質疑応答をもっと見たかったと思います。ほとんどの時間は、地震予知はできる、いやできっこないという不毛な応酬に終始していて残念でした。
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