5月13日付「BMW と 自転車」では、「泣きながらBMWに乗るとしても、笑いながら自転車に乗りたくはない」という中国の言い方を紹介しましたが、スコットランドには「金で幸せは買えない。が、ベンツの中で泣く方が、自転車で泣くより快適である」という言い方があるそうです:
スコットランド人はケチであるというのがジョークの世界では「お約束」になっています:
そのスコットランド人の奥さんは「ダイヤがいくつか入っている何かをクリスマス・プレゼントにしてよ」と夫にねだった。そこで彼は、トランプを一箱買ってあげた。
(田辺貞之助 『続・世界のジョーク・警句集』 自由国民社 1986)
「おとうさん、おとうさん」と子どもが叫びながら家へかけこんできます。
「きょう学校の帰りに、ぼく、バスのあとについて走ってきたの。バス代を節約しちゃった」
「なんというむだづかいをする奴だ、お前は」と父親が怒ります。
「どうしてタクシーのあとについて走ってこない」
(松田道弘 『ジョークのたのしみ』 筑摩書房 1985)
スコットランド人の投書です。「スコットランド人に関するくだらないジョークをのせるのをやめろ。さもないとおまえの会社の新聞を借りて読むのをやめにする」
(松田道弘 『ジョークのたのしみ』 筑摩書房 1985)
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