7月22日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-11)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を7月23日付で出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.036、037 (PDF形式)
ひとつ前の更新情報では、7月21日前後に「全前兆が終息する様相には全く見えません」と書かれていましたが、今回はその点について、「本日7/23夕刻時点で、6観測装置の前兆が継続出現しており、前号認識のとおり、7/21±前兆終息は確認できませんでした。従いまして、08月中発生の可能性も完全否定できます」と断定されています。
前回の更新情報で示された、地震発生時期は9月5日前後、この場合、8月前半に前兆が静穏化する、との認識は維持されています。しかし、これまでに出現している前兆群の極大がいつであると認識するかによって地震発生時期の推定はかなりずれるとして、地震発生が10月にずれ込む可能性もちらりと示唆されています。
なお、今回の更新情報の冒頭には、2008年に現れたステージ1の前兆群から現在のステージ5の前兆群に至るまでをわかりやすく簡潔にまとめた「No.1778前兆出現形態簡略図」が載っています。ぜひ、ご覧ください。
関連記事
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (10年2月26日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-2) (12年1月20日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-3) (12年2月15日)
- 湖底堆積物吹き上げ ― 琵琶湖 (続報-4) (12年2月29日)
- 井戸の水質悪化 ― 京都市伏見区 (11年8月9日)
- 全国で頻発 地下水異常 (12年3月3日)
- 枯渇した自噴式井戸から湧水 ― 滋賀県大津市 (12年6月7日)
- 大地震の前後に温泉の温度や水位が変化 (12年9月17日)
- 琵琶湖アユの産卵激減 ― 滋賀県 (12年10月14日)
- 真冬にクマ出没 ― 滋賀県 (13年2月10日)
- 琵琶湖湖底の貧酸素状態 ― 滋賀県 (13年3月3日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (13年4月17日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報) (13年4月26日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-2) (13年4月29日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-3) (13年5月4日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-4) (13年5月14日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-5) (13年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-6) (13年5月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-7) (13年6月9日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-8) (13年6月24日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-9) (13年7月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-10) (13年7月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-11) (13年7月22日)