2012年3月6日付「科学的裏づけ無くても情報収集 ― 高知県」の続報です。
高知県が宏観異常情報の収集を始めました。「井戸水の水位が変わったり、普段と違う雲が見られたりするといった情報を県民から募り、寄せられた情報の件数などを毎月公開する」、「地下水の変化▽気象現象▽地鳴り▽動物の異常行動▽その他―の五つに分類した上で、毎月その件数を公表する」:
上記『高知新聞』の記事には、例として昭和南海地震の前兆も記載されています ―― 「地震前日の深夜、南の空の雲が真っ赤に焼けていた」、「地震前夜、港はカラカラ状態で船を下りて押した」、「(12月なのに)暑くて汗が出た」、「海水が濁り、これまでにない悪臭がした」。
高知県庁のウェブサイトには6月26日付で以下のページが設けられています。「過去3ケ月以内に高知県内で確認した内容をお知らせください」、「お知らせいただく情報は、自らが見たり感じたりした実際に起こった現象とします」、「他人からの情報、いわゆる『また聞き』は除きます」:
高知県須崎市では同様の試みが挫折しているだけに、県の方には長く続けていただきたいと思います。
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