12年11月10日付「南海地震の前兆をつかめ ~在野の地震研究者の挑戦~ (続報)」の続報です。
昭和南海地震の前兆を集めた本『南海地震は予知できる』を出版し、昨年11月にはNHKの番組「南海地震の前兆をつかめ~在野の地震研究者の挑戦~」でも取り上げられた高知県土佐市の中村不二夫さんは、東日本大震災後の宮城県や岩手県などでも聞き取り調査をおこなっています:
中村さんは「東北の被災地がもう少し落ち着いたら、新たな証言を得られる可能性はある。調査を継続して予知につなげたい」と語っていますが、上記記事に記載された証言を以下にまとめておきます:
- 地震の約40分前に海面が60センチ下がった (岩手県大船渡市)
- 3月8日に宮城県石巻市沖約120キロで磁気コンパスが乱れた (岩手県大船渡市)
- 普段よりも速い潮が発生していた (岩手県大船渡市)
- 普段は1日30キロほど捕れる毛ガニが、3月10日は150キロも捕れた (岩手県田野畑村)
- 地震の当日はアナゴが大量に捕れた (宮城県気仙沼市)
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