広告につられて『フライデー』7月26日号を買いました。目当ての記事は「南海トラフ巨大地震『前兆』こんなにある!」、副題が「これ、ヤバいんじゃないの。3.11直前とそっくり」です。しばらく雑誌なんて買ったことがなかったので、400円もすると知って一瞬、買うのを躊躇しました。
記事に書かれている「前兆」は、ほとんどがこのブログでも取り扱ったものでした。私が見逃していた「前兆」が載っているのではと期待していたのですが、その面ではやや期待ハズレでした。
今年4月に鹿児島県南さつま市の海岸で31頭のイルカが座礁した事件については、写真があまり出回っていないので、『フライデー』に載っている写真は貴重です。
以下に、『フライデー』の記事に載っていた「前兆」に対応するこのブログの記事をリストアップします(記事に出てくる順):
- クジラが集団座礁 ― 千葉県山武市 (13年7月3日)
- クジラ2頭が漂着 ― 静岡県御前崎市 (13年5月9日)
- イルカ31頭が集団座礁 ― 鹿児島県南さつま市 (13年4月27日)
- 今度は日本でクジラの集団座礁 ― 茨城県鹿嶋市 (11年3月5日)
- ニュージーランドでクジラの集団座礁 (11年2月24日)
- シギウナギが定置網に ― 神奈川県小田原市 (13年2月28日)
- 日暈、月暈、環天頂アーク、環水平アーク (13年5月3日) (福島県双葉郡川内村)
- 富士山で大規模地割れや陥没 (13年4月10日)
以下は、このブログでは取り扱っていなかった「前兆」です:
- 1995年の阪神・淡路大震災の直前、神戸市内の水族館のイルカが、調教師の指示に従わず、芸をしなくなった
- 東日本大震災の前の2011年1月19日、小田原の定置網に深海魚のリュウグウノツカイがかかった
さらに、記事では「猛暑→大地震のパターン」として、1923年の関東大震災、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災の前の夏は猛暑だったことが書かれています。この夏の異常に早い梅雨明けや猛暑も、大地震の前兆なのでしょうか。