2013年7月5日金曜日

「富士山の姉」はなぜ背が低い


面白い民話です。長女が下田富士、次女が富士山、三女が八丈富士:

長女、次女、三女ともに火山です。3つの火山の形成年代もこの順番です。特に三女の八丈富士(西山)は数千年前に活動を始めた新しい火山です。長女の下田富士は、かつて地下に貫入した安山岩質のマグマが隆起・浸食されて現在の姿になったもので、徐々に浸食が進んで低くなっています。一方、次女の富士山は、先小御岳・小御岳・古富士・新富士の4段階で成長して高さを増してきました。これらの点すべてが民話の内容と一致していて面白いと思います。

以下のページの末尾に「富士山がだんだん高くなった話」として、同じ民話がもう少し詳しく書かれています:

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