2023年3月17日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-286)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月13日15:00 付けで更新情報を出しています —— PBF変動も特異変動も継続して出現中:
 
更新情報の概略 ——
  • 前回の更新情報では、八ヶ岳の CH26 観測装置に出現している PBF 変動が 2月17日に終息するとの見込みにもとづいて 4月末を地震発生時期(可能性)と推定した。

  • しかし、PBF変動も特異変動も継続出現。

  • 3月13日現在、 PBF変動が継続出現中 → 対応地震発生時期は 5月31日以降と計算される。13日午後の時点でも全く終息する傾向も認められない → 発生時期は6月以降になると思われる。

  • 現状では、5月末以前に対応地震が発生する可能性は否定できる。

  • No.1778 長期継続地震前兆の初現は 2008年7月4日で、今年 7月初旬で丸15年。過去最長の継続期間となる。

  • 本観測法での地震前兆変動の継続期間(地震発生までの期間)は、プレート境界型では主に数日。内陸の地殻地震では早い場合は数日だが、新潟中越地震では約 8ヶ月、岩手内陸地震では 3年3ヶ月が長い事例。

  • 前兆継続期間の違いは、震源領域にかかるカ(歪み速度)の違いによるものである可能性が強く示唆される。

  • No.1778 長期継続前兆変動がいつ終息するか.。PBF変動の完全終息を待って、発生時期を推定したいと考えている。
 
推定日未定(2023年6月以降)
PBF変動と特異変動の終息を確認した上で推定する予定
推定時間帯 09:00±3時間 または 18:00±3時間
推定震央領域 続報 No.351」所載の図3太線内
斜線の領域は火山近傍参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
[注] PBF変動(Periodic Baseline Fluctuation anomaly)= 周期的な基線のうねり変動で、典型的な地震前兆波形。BT変動(Baseline Thickness anomaly)= 基線の振幅が増大する変動で、M5.0 以上の地震の前兆として出現。
 
 No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 No.1778前兆については、串田氏が自身の著書にて言及したため、その後の経過を一般公開しているものです。No.1778前兆以外の地震予測については、「地震前兆検知公開実験」の参加者にのみメールまたは Fax で配信されています。
 
串田氏の地震予測手法と実績については以下をご覧下さい:
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事

小惑星 2023 EY が地球と月に接近

 
3月17日から18日にかけて、小惑星〝2023 EY〟が 地球と月に接近します。
 
2023 EY (2023年3月16日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月17日 20:35
 (月)3月18日 08:19
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.623 LD
(月)0.891 LD
推定直径
12 ~ 28 m
対地球相対速度
8.1 km/s ≅ 2万9000 km/h
初観測から地球接近まで4 日
次の地球接近2028年2月19日ごろ
公転周期915 日 ≅ 2.50 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2023年3月12日日曜日

タナガ島で地震多発 — アリューシャン列島

 
アリューシャン列島のタナガ島(地図) の火山で、地震が多発しています:
 
地震活動が活発化しているのは、同島のタナガ火山とタカワンガ火山です。これまでの最大は、タナガ火山の下で発生した M3.9。
 
米国地質調査所(USGS)のアラスカ火山観測所(AVO)は、火山が噴火する可能性が高まっているとみて、両火山の航空カラーコードを「オレンジ」に、火山警戒レベルを「注意(WATCH)」に引き上げました。
 
噴火が発生する場合、タナガとタカワンガのどちらから発生するかは現段階では不明とのことです。 噴火が発生した場合、アジアと北米を結ぶ航空路が噴煙によって大きな影響を受ける可能性があります。
 
 
 
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小惑星 2023 EN が地球と月に接近・通過

 
3月9日から10日にかけて、小惑星〝2023 EN〟が 地球と月の近くを通過していたことが、3月11日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2023 EN (2023年3月11日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月9日 20:25
 (月)3月10日 01:36
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.35 LD
(月)1.07 LD
推定直径
7 ~ 15 m
対地球相対速度
12.8 km/s ≅ 4万6000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2023年12月9日ごろ
公転周期319 日 ≅ 0.87 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2023年3月9日木曜日

地震と断層と爆発「セントラム」説

 
地震学者の Susan Hough 博士による一連のツイートから ——

地震と断層破壊の関連性はトルコ(の大地震)で非常に劇的に示されていますが、(地震の原因が断層破壊にあるという考えは)1891 年の美濃・尾張地震と G・K・ギルバートによる先見の明のある推論によって、1900 年ごろにようやく確立されたものです。

断層の破壊はそれ以前から観察されていましたが、地滑りや地盤沈下などとともに、より深いところの原因過程によって生じるさまざまな二次的影響の1つであると見なされていました。地質学者は一般に、19世紀半ばにロバート・マレットが定式化した古い考えである「セントラム(空洞)」説を支持していました。

セントラム説は、地震は地下の局所的な爆発によって起きると主張しました。 この考えは、活火山の近くで地震が起こることが知られていたヨーロッパの一部などで、自然に生まれたものです。
 
 
 

2023年3月8日水曜日

ボラの大群が押し寄せる — 兵庫県神戸市

 
3月5日、兵庫県神戸市中央区のハーバーランド(地図)の岸壁にボラの大群が押し寄せました。

「大群は形を崩さずにゆっくりと南下」、「魚の正体は海水魚のボラとみられるが、群れている理由は不明」(神戸農政公社):
 

トルコ大地震:断層に引き裂かれた木

 
トルコの大地震で、ちょうど断層の上に生えていたオリーブの木が真っ二つに引き裂かれ、地面の移動にともなって離ればなれになった、とのことです:

 
 

地球衝突コースの小惑星見つかる

 
2月28日にチリの観測施設が発見した小惑星 "2023 DW" が、低い確率ながら 2046年に地球に衝突する可能性があることがわかりました:
 
最新の予報(3月6日付)では、日本時間 2046年2月15日01時57分(± 1日4時間10分)に、最悪の場合、地球の中心から 2028km のところを通過するとされています。地球の半径は 6371km ですから、この場合は地球に衝突することになります。この時の 2023 DW と地球との相対速度は秒速 11.04km と予報されています。(今後観測データが蓄積されて予報の精度が上がり、衝突の可能性がなくなることもありえます。)

2023 DW は アテン群に属し、推定直径は約 50m でツングースカ級の大きさとされています。
 
 
 
 

2023年3月3日金曜日

ロシア: 「イエローストーンに核ミサイルを撃ち込む」

 
ロシア国営テレビの放送で、退役士官の軍事専門家が、ロシアが核ミサイル「サルマト」(NATOではサタン-2 と呼ばれる)を使ってイエローストーン国立公園の火山を攻撃し、巨大噴火を誘発させる可能性について言及しました。 


 
以下は記事からの抜粋です ——
 
▼ ロシアの退役海軍士官コンスタンチン・シヴコフは、ロシア 1 の番組「ウラジーミル・ソロヴィヨフとの夕べ」で、ロシアは核ミサイル「サルマト」でイエローストーンを噴火させることができると語った。

「サルマトは特別な兵器だ。まず第一に、大量の核弾頭を目標に届けることに加えて、小さなブロック弾頭で、南極を経由して攻撃することもできる、地球規模のミサイルと言える兵器だ」とシブコフは語った。

「すべてを探知できるミサイル防衛システムを構築することは不可能であり、それは米国が脆弱であることを意味する。これが第一のポイントだ」とシヴコフは付け加えた。「そして第二のポイントは、サルマトが米国で最も恐れられているイエローストーン火山に脅威を与えていることだ。」
 
▼ ルカ・デ・シエナは『ニューズウィーク』誌に、「(イエローストーンに核弾頭を撃ち込むことは)誰も試したことがないのだから、結論を出す前に、その効果をコンピューターで数値的にモデル化すべきだ」と述べた。彼はドイツのヨハネス・グーテンベルク大学マインツ校の地球物理学准教授である。

「一般に、カルデラの頂上から瞬時に質量を取り除くと、質量バランスが崩れ、マグマが上方に移動し、噴火が発生する。」

「しかし、核爆発の影響ははるかに大きく、放射線によって地表の温度が上昇し、全体の圧力が変化する。私の推測では、第一の問題は噴火ではなく、米国の反撃による人類の急速な滅亡だろう。」

▼ 米国地質調査所(USGS)も、核爆発がイエローストーンの噴火を誘発する可能性は非常に低いと述べている。現在休火山となっているイエローストーンは、地震という形でより大きなエネルギーが放出されても乱されることはない。『ナショナルジオグラフィック』によると、イエローストーン国立公園では毎年 1000~3000回の地震が記録されているという。

イエローストーン近郊で記録された最大の地震は、1959年のヘブゲン・レイク地震で、マグニチュードは 7.3 だった。この地震は、火山の固いマグマ体のすぐそば、深さ約 6 マイルで発生した。つまり、地震のエネルギーの多くが火山の岩盤に放出されたのだ。
 
この地震は、2メガトンの核兵器よりも大きなエネルギーを放出し、1945年に広島を襲った原子爆弾の100倍のエネルギーに相当する。しかし、この地震では、揺れのために温泉や間欠泉に多少の変化が生じただけだった。

また、イエローストーンで核爆弾が爆発したとしても、そのエネルギーの大半は空気中に放出される。通常、核弾頭は地上に落ちる前に起爆される。

USGSによると、過去数万年の間に何度も強力な地震が発生しているにもかかわらず、7万年もの間、イエローストーンの噴火は起きていないという。この状況は、すぐには変わりそうにない。イエローストーンの液状マグマは 5〜15% しかない。噴火を起こすには、大量の液状マグマと、それを地表に上昇させるだけの圧力が必要である。

核兵器でイエローストーンが噴火することはないだろうが、米国の国土で核爆発が起きれば、動物や人間の生命に大きなダメージを与えることは確かだ。
 
 
 

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-147)

 
米国イエローストーン国立公園内にあるスティームボート間欠泉(地図)の 2月の噴出は 0回でした。
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月5日 30
2 1月28日 23