アラスカで毎年3月におこなわれ、世界最長の 1900km を最短でも2週間前後かけて走り抜ける犬ぞりレース「アイディタロッド」。その主任獣医である Dr. Stuart Nelson が、先日の大地震(現地時間11月30日朝発生、M7.0)の前に犬ぞりチームの犬たちが見せた行動について語っています。
「複数の飼い主たちがはっきりと言っていたのだが、彼らの犬ぞりチームの犬たちが地震の前に遠吠えを始めたということだ。色んな奇妙なことがたくさん起きたことに人々は気づいた。だから、私は何かがあると信じている。犬たちには私たちよりも優秀な感覚が備わっているのだ」、「地震の当日、何頭かの犬は脱走し、飼い主の家から走り去った。多くの場合、犬たちの本能が命じたのは逃げて隠れ場所に身を隠せ、ということだったのだろう」:
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