米国アラスカ州アンカレジ(地図)北方で、現地時間11月30日朝(日本時間12月1日午前2時半ごろ)に発生した M7.0 の大地震ですが、発生から約1週間が経過した12月7日午後までに 3100回を超える余震が発生しています。そのうち、M4.5以上は15回とのこと。
以下は、本震と余震の分布を示す断面図です。米国地質調査所(USGS)などが指摘しているように、アラスカの下に沈み込んでいる太平洋プレートのスラブ内で伸張応力によって発生した正断層タイプの地震です。震源付近では同スラブは年速 57mm で北西に移動しています:
Here is a cross-section view of the M7.0 and its aftershocks to date. The red cloud of aftershocks shows, very approximately, the region of the fault that ruptured during the quake. We call this the “rupture patch." The aftershocks indicate a rupture about 15-25 miles across. pic.twitter.com/5qPSWTRMPV— AK Earthquake Center (@AKearthquake) December 6, 2018
関連記事
- アラスカ大地震と火山と HAARP (18年12月1日)
- アラスカ大地震の発震メカニズム (18年12月2日)