2017年4月10日月曜日

地震の噂が現実に ― フィリピン


4月4日夜、フィリピン・ルソン島南部のバタンガス州(地図)沖でM5.1の地震がありましたが、これをきっかけに近隣のバナハウ山(地図)などが噴火する、あるいはさらに大きな地震が起きるといった噂がネットなどで流れ、当局が打ち消しに躍起になりました。しかし、その後さらに大きな地震が発生して当局は面目を失うことに ・・・

以下は事態の流れです:

▼ 4月4日夜、地震発生 (USGSはM5.1、地元ではM5.5と発表)、バタンガスを災害地域に指定

▼ 噴火や地震の噂が広まり当局が打ち消し

▼ 4月8日午後、再び地震発生(M5.7、1分後にM5.9、20分後にM5.0)

フィリピンの震度階級で「震度7」は、日本の「震度5強」に相当するそうです:

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