八ヶ岳南麓天文台の串田氏が6月24日17:00付で更新情報を出しています。6月27日以前の地震発生は否定、前兆の終息を待っている状態:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.152 (PDF形式)
更新情報のまとめです ――
- 前兆は継続中 ――
- CH20(八ヶ岳): 微弱な特異状態。
- CH21(八ヶ岳): 6月23日に正常基線を短時間記録したが、現時点では電圧値が低く、変動もあり。特異状態が継続。
- K1・K6(高知): 微弱なBF(基線のうねり変動)あり。
- 現在は第17ステージ。このステージの初現は、前ステージの前兆と重なっていて判別できない。極大は6月15.5日。
- 初現の日時が判別できないため、前回の更新情報では別の推定方法を模索した。CH26に再出現していたPBF(連続・周期的な基線のうねり変動)に着目。6月15.5日と6月18.5日にピーク。これに主極大・副極大の経験則 [主極大~地震発生]:[主極大~副極大]=3.7:1 (3.7は平均値、最小3、最大4の範囲)を適用すると地震発生推定日は ――
- 3の場合 → 6月24.5日± (前兆が継続中のため否定)
- 3.7の場合 → 6月26.6日± (前兆が継続中のため否定)
- 4の場合 → 6月27.5日± (前兆が継続中だが、6月28日、29日の可能性は残る)
- 前ステージの極大を現在の第17ステージの初現と考えると、7月3日±3日が算出される(前ステージの極大時に次ステージの前兆が初めて現れることは何度もあった)。
- 前ステージと同じ時期に出現した火山帯近傍地震前兆の出現状況からは6月29日±が算出される(誤差は不明、火山帯前兆の経験則 [初現~極大]:[極大~発生]=1:1 を適用)。
- 以上の計算から、推定時期(地震発生または新たな極大)は以下のとおり ――
- 6月26日朝までに前兆終息 → 6月29日
- 6月26日に前兆終息 → 6月30日
- 6月27日に前兆終息 → 7月1日
- 6月28日朝までに前兆終息 → 7月2日
- 6月29日夜までに前兆終息 → 7月3日
推定時期 | 実際の前兆終息を観測した時点で計算する。 (6月29日~7月初旬の可能性がある。7月初旬までに前兆終息が認められない場合は、観測データを吟味して再考予定。) |
推定時刻 | 午前9時±1時間(または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震 (火山帯近傍地震前兆からはM6.7±0.5) |
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