2021年11月14日日曜日

太平洋プレートの広大な残骸を発見

 
海洋研究開発機構(JAMSTEC)のプレス・リリースです。西太平洋赤道直下、オントンジャワ海台下の深さ 500〜600㎞ に、マントルに沈み込んだ太平洋プレートの広大な残骸を発見したとのことです。
 
 「オントンジャワ海台南西のソロモン諸島沿いのプレート境界では、現在はオーストラリアプレートが太平洋プレートの下に沈み込んでいますが、約5千万年前から2千5百万年前の間には太平洋プレートが沈み込んでいました」、「オントンジャワ海台の北にカロリン火山列がありプレートの進行方向に向かって噴火年代が古くなっていることなどからこれまでホットスポット火山列と考えられてきました」、「マントル最深部からカロリン火山列に向かうマントル上昇流が横たわった太平洋プレートの残骸の底にぶつかって水平に広がり、シート状に変形して上昇していると考えられます」:
 
Credit: 海洋研究開発機構、東京大学地震研究所、神戸大学

 
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