2021年11月20日土曜日

“核のごみ”処分場に日本で唯一適した場所とは

 
南鳥島(地図)だそうです。 いままで候補地に名前が挙がっていなかったとすれば、単に盲点だったということなのか、本土からの距離がありすぎて輸送に難ありということなのでしょうか。

提唱しているのは、放散虫革命でプレート・テクトニクスの進展に多大な貢献をした平朝彦氏です。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の理事長を経て、現在は東海大学海洋研究所の所長です。

「南鳥島は 1億5000万年が経った、地球上で最も古い太平洋プレートの上にあります」、「ここはもう、地震も起きませんし、火山活動はもうとっくの何千万年前に終わってしまったので、非常に安定した場所ということになります」:

 
南鳥島は、いずれは伊豆・小笠原海溝からマントルに沈み込んでしまうはずですが、海溝に接近した時に第一鹿島海山地図)のように山体が真っ二つに割れて崩壊することはないのでしょうか。遠い未来のことなので、埋めてあった “核のごみ” が露出したとしても放射能を失っているとは思いますが。
 
 
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