2021年11月19日金曜日

レイキャネス半島で続く隆起 — アイスランド

 
アイスランド南西部レイキャネス半島の Fagradalsfjall(地図)で今年3月19日に始まった噴火と溶岩流出は、9月18日以降止まった状態が続いています。
 
噴火活動が続いている間は、溶岩の流出に伴って地盤の沈下傾向が続いていましたが、9月末以降は再び隆起が観測されるようになっています。地下深部からマグマが再流入している可能性が高いとみられています。アイスランド気象局は、この隆起は必ずしも新たな噴火が迫っていることを意味するものではなく、再噴火は数年から数十年後となる可能性もある、としています: