2018年9月16日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-190)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月14日14:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆終息時期の予測を修正:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
現状で最も早い発生時期の可能性は、
9月27日±1日(9月24日以降に前兆が継続している場合は再考)
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 「続報 No.247」所載の地図参照
太線内は可能性が高い領域、斜線部分は火山近傍前兆が出現していることを加味した場合(火山から約40km以内)、点線内は前兆に影響を与えているFM放送局を誤認している場合も含めた大枠推定領域。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ20km以浅の陸域地殻内地震(火山に近い地域の可能性がある)


▼ 停電の影響で特異前兆を見逃していた可能性
  • 9月5日、台風21号の影響で八ヶ岳南麓天文台では約6時間にわたって停電。

  • 観測装置 CH12(八ヶ岳)は9月4日まで正常に稼働。停電から復帰後、データが異常。停電の影響で観測装置に異常が生じたと考えていた。

  • しかし、その後のデータでは9月11日夕方と9月12日深夜から翌13日朝にかけて特異状態がピークとなっていることが確認できた。特異の中心は9月12.9日。初現は9月5日± の可能性。

▼ 考察
  • 初現9月5日±、極大9月12.9日に対して [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13  の経験則を適用すると、地震発生日として 9月27日± を得る。前兆終息期間[前兆終息~地震発生]は 3.8日±。

  • CH12に現れた特異の認識が正しければ、9月23日午後まで前兆は消えない可能性がある。

  • 9月23日午後までに前兆が終息した場合には9月27日± に地震発生となるが、前兆終息から地震発生まで 2~3日しかなく、更新情報を掲載しているウェブサイトの更新が間に合わない可能性がある(串田氏はウェブサイトの更新を別の方に依頼しているのですが、この方の仕事の都合で即座に更新できないことがあるようです)。

  • 9月24日まで観測し、前兆が継続する場合は地震発生時期を修正する。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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